こちらにある通り、tracker.view()には以下の3つのオプションがあります。

  • reset_exclusive_action
  • reset_past_actions
  • close_actions

これらの値を変えた時、どのような挙動となるか、詳細を説明します。

前提・予備知識

SPAサイトで、下のような流れでページ遷移をした場合を想定して、記載します。
1. ページA(初期ロードが発生するページ)
2. ページB(仮想的なページ遷移でBに移った、初期ロードが発生しないページ)
3. ページC(仮想的なページ遷移でCに移った、初期ロードが発生しないページ)
4. ページD(初期ロードが発生するページ)

reset_exclusive_action

  • webpopup、排他的なwidgetを再実行できるようにするオプションです
  • KARTEでは通常「排他的な施策は、同一のページで一度しか実行しない」という制御をしていますが、ここでいう「同一ページ」はKARTEの計測タグが読み込まれたタイミングであるため、仮想的なページ遷移をするSPAサイトでは、初期ロードが発生しないので、複数ページに渡って、排他的な制約が継続してしまいます

default(true)の場合

同一のページに配信しない設定(排他的な設定)となっていて、ページAのみで表示対象条件を満たす接客サービスXとA・B・Cで表示対象条件を満たす接客サービスYがあるとします。またreset_past_actions・close_actionsが共にtrueとなっているとします。

  • ページAでXが表示された場合、ページBやCでYが表示されます

falseの場合

同一のページに配信しない設定(排他的な設定)となっていて、ページAのみで表示対象条件を満たす接客サービスXとA・B・Cで表示対象条件を満たす接客サービスYがあるとします。またreset_past_actions・close_actionsが共にtrueとなっているとします。

  • ページAでXが表示された場合、ページBやCでYが表示されることはありません

reset_past_actions

  • action毎の再実行禁止を解除するオプションです
  • KARTEでは通常「同一のページで、同じ施策は一度しか実行しない」という制御をしていますが、ここでいう「同一ページ」はKARTEの計測タグが読み込まれたタイミングであるため、仮想的なページ遷移をするSPAサイトでは、初期ロードが発生しないので、複数ページに渡って、施策が一度しか実行されません

default(false)の場合

ページA・B・C・Dで表示対象条件を満たす接客サービスXがあるとします。またreset_exclusive_action・close_actionsが共にtrueとなっているとします。

  • ページAでXが表示されると、ページB・Cでは表示されず、ページDでは表示されます

trueの場合

ページA・B・C・Dで表示対象条件を満たす接客サービスXがあるとします。またreset_exclusive_action・close_actionsが共にtrueとなっているとします。

  • ページA・B・C・DすべてでXは表示されます

close_actions

  • 開いているアクションを閉じるオプションです
  • KARTEでは通常「ページ遷移をしたら、表示していたアクションを閉じる」という制御をして、配信対象としていないページまで接客サービスが追いかけていかない仕様となっていますが、ここでいう「ページ遷移」はKARTEの計測タグが読み込まれたタイミングであるため、仮想的なページ遷移をするSPAサイトでは、初期ロードが発生しないので、配信対象外のページにも、接客サービスが閉じられずに表示されてしまいます

default(false)の場合

ページAで表示対象条件を満たし、ページB・C・Dでは表示対象条件を満たさない接客サービスXがあるとします。またreset_exclusive_action・close_actionsが共にtrueとなっているとします。

  • ページAでXが表示されると、ユーザーによって閉じられない限り、ページB・Cでも表示されます。ページDでは表示されません。

trueの場合

ページAで表示対象条件を満たし、ページBでは表示対象条件を満たさない接客サービスXがあるとします。またreset_exclusive_action・close_actionsが共にtrueとなっているとします。

  • ページAでXが表示され、ユーザーによって閉じられない場合でも、ページBでは表示されません