カスタムスコアはKARTEで計測しているイベントに特定のルールを掛け合わせて数値化をする機能です。設計次第で様々なユーザーの特徴の理解が直感的にできるようになります。

ここではカスタムスコアの活用の一例をご紹介します。

エンゲージメント

サービス、サイト、ブランドに対するユーザーのロイヤリティを数値化します。

長期間に渡って継続的に、または定期的に利用されるサービスにとって特に意味のあるスコアです。

自社のサービスに合わせて設計をする場合は、KARTEを導入する以前の過去のユーザーデータを連携できていると、KARTE導入以前の情報と、KARTE導入後の行動データの療法を活用してユーザーのエンゲージメントを可視化できます。

基本でプリセットされているKARTEランクは、購買(buyイベント)をゴールとして長期的なエンゲージメントを自動でスコアリングしています。ですので、購買イベントが発生するサイトではカスタムスコアを使わずにKARTEランクで代替することも可能です。

モチベーション

特定のゴールに向けてのユーザーのモチベーションを数値化します。

普段、ユーザーは様々な自分の興味範囲でWebサイトやSNSから情報を取得をして、特に面白いサービスや商品に出会うとそこから「検討モード」に入ります。色々なサービスと比較したり、サイト内でより深く調べたりして、最終的に良い!と判断すると購入を決めます。

モチベーションスコアでこの「検討モード」に入ってから購入を決めるまでの購入意向の高まりを数値で可視化します。基本的にはその商品やサービスの検討期間に合わせて設計するため、エンゲージメントスコアよりも短期間に変動しやすく設計をします。


上記は設定の一例です。

  • 直近の商品閲覧行動(商品の閲覧回数など)
  • 購買に近い行動(カート)

などの検討の行動に近いイベントに点数を割り振っています。
購入との相関が以下のようになっているとモチベーションスコアとして機能します。

ここでは購入の事例で記載しましたが、何かしらの特定のゴールイベントに向けても、上記同様に設計をしていくことが可能です。

インタレストスコア

ユーザーのもつ特定のカテゴリ、ブランド、趣味や趣向性を数値化します。

モチベーションスコアをさらに細かく趣味や趣向性を表すように分岐させたものとしても捉えることが可能です。複数種類のアイテムを扱っていたり、ユーザーの趣味・趣向性が分かれる場合に有効です。

インタレストスコアは1つのサービスの中でのユーザーの趣味・趣向性を表すために複数作ります。設計する際には、スコアを計算する元となる”イベント”が作られていることが前提となります。”フィルター”や”ページ設定”の機能を利用して、閲覧イベントや購入イベントを、「xxxxカテゴリ」の閲覧イベント、「xxxxカテゴリ」の購入イベント、という形で整理しておきます。

上記の例では、”cosme_view” や “コスメ購入” という形で各カテゴリの閲覧や購買情報をイベント化していて、それをスコアの元に使っています。

インタレストスコアは「xxxxカテゴリ」のゴールイベント、との相関をみた時に、スコアが高いほどゴール率が高い相関が作られていれば機能します。複数のインタレストスコアを使ってユーザーが何に対して高い興味を示しているか、興味がどのように変化してきたのかを可視化できるとユーザーがとてもくっきり見えてきます。

レベル・rank・習熟度

ユーザーのサイトへの習熟度を数値化します。
BtoBのSaaSのようなサービス、オンボーディングが必要なサービスで活用をします。

実際にはSaaSの申し込み前と申し込み後は担当が異なるケースが多いため、それぞれ向けにスコアを用意することが多いです。

ビジター向け(申し込み前)はユーザーのサービスについての知識や検討意向を可視化するためモチベーションスコアと同様に設計をします。メンバー(申し込み後)ではオンボーディング用に設計した実際にサービスを使うための習熟度レベルを可視化するために設計します。

将来的にはスコアの値は接客サービスのアクションに変数として取り込むことができるため、レベルに合わせてバッジを表示するようなちょっとしたゲーミフィケーション要素などを絡めた体験もエンジニアなしでサイトにインストールすることができるようになります。